シリーズ第一弾 美城 暁
(みしろ あかつき)
| キャラクター
■ 「神薙の刃」と「天涙の衣」
神薙の刃: 日本刀 『黄泉乃夢 (よみのむ)』
暁が左手に持つ刀。逆手持ち。赤茶けた刀身は既に錆び付き、切れ味もほぼ無いに等しい。
「神薙の刃」としてどんな能力が備わっているのか、またどのような過程で暁がこの刀を所持するに至ったのか、全ては謎に包まれている。
神薙の刃: 日本刀 『蒼乃癒鬼 (あおのゆき)』
暁が右手に持つ刀。刃が朽ちている黄泉乃夢と異なり、装飾された柄・鍔に加え、水晶を思わせる青い刀身が美しさを際立たせている。一見装飾具のようにも見えるが、武器としての能力も特化しており、水の流れの如き緩急に富んだ剣閃が相手を翻弄する。美城家に古くから伝わっている刀だが、暁には知らされる事なく保管されていた。
天涙の衣: セーラー服
暁が中学時代の頃に着ていた夏服。普段着ている高校用の学生服とは別物。
古の朧神の血を染み込ませた生地が、どうしてこのセーラー服に使われているのか、現在は不明。
暁は運命に導かれるように、自らの天涙の衣を纏う。
■ キャラクター紹介
本作品のメインヒロイン。 17歳 身長158cm
日本の片田舎・樺桜(かぐら)市に住む高校生の少女。性格は穏やかで、気だても良く誰からも愛される。
ドラマCDの主人公である少年・守屋真灯路(もりや まひろ)の幼なじみにして、一つ年上のお姉さん的存在。
普段は比較的大人しいが、真灯路の前ではお姉さんぶる事も多い。
成績・運動ともに平均より少し上の準・優等生。
本人的に目立つつもりは全くないのだが、他人の目にはおしとやかさが逆に華やかに映るのか、必要以上に(特に異性に)注目の的になっていたりする。
家族構成は母の美城日寄(みしろ ひより)との二人暮し。父親は暁が幼少の頃に病に臥し、他界。
母親の日寄はまだ三十六歳と若く、母子二人は友のように仲睦まじい。
更に暁は母を溺愛している兆候があり、友人にも時たま冷やかされるが、本人はあまり気にしていない。
母親が仕事で家を離れがちなのが功を奏してか、家事一般、料理全般の一切を卒なくこなす事ができる。
逆に日寄は家の事全てを娘に頼りっぱなしのキャリアウーマンに仕上がった。
そんなささやかな幸せを営んでいた暁を襲う、朱羅姫の呪われし宿命。
戦闘時には二本の刀「黄泉乃夢」と「蒼乃癒鬼」を操り、普段の穏やかな性格からは考えられない程、冷淡になる。
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